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  トップページ > 業種のページ > 料理・飲食 > 全国商工新聞 第3034号 8月6日付
 
業種 料理・飲食
 

にぎわう飲食街

ナイトツアースタンプラリー=宮崎

Photo
夜の街を元気にした宮崎民商の第1回ナイトツアースタンプラリー

 宮崎民主商工会(民商)は7月11日、市内の繁華街で「第1回ナイトツアースタンプラリー」を開催し、23店舗、154人が参加。飲食街に「新しい風」を吹き込みました。
 スタンプラリーは、お客が一人も来ない日もあるほど悪化した景気の中「お店を知ってもらいたい」「飲食街に活気を取り戻したい」と、今年4月から民商料飲支部で討議を重ね企画したもの。
 参加者は事前に1人3000円の参加券を購入。3〜4人のグループであらかじめ決められた3店を回ります。
 受け付け開始の午後6時30分前にはスタート地点の「宮崎アートセンター」に参加者が集合。午後7時、永峰美吉会長が「初めてのスタンプラリー。大いに楽しんで街を元気にしましょう」とあいさつし、50組に別れた参加者は、お店の地図を片手に一斉にスタートしました。
 1軒約30分を目安に会話と料理を楽しむラリー。次のお店に向かうときは、スタンプカードをぶら下げた参加者たちと出会い、「お店は分かりますか。どうでした」「次はどこの店ですか」と声をかけ合う光景があちこちで見られました。
 午後9時からは、食事券が当たるお楽しみの抽選会。1等1万円(1本)、2等5000円(2本)、3等3000円(8本)の食事券が当たるとあって、同じグループの仲間から「1等賞を当ててね」という声援も。「了解。頑張るわ」と順々にくじを引き、当選発表のたびに、拍手が湧いて歓喜と笑いの熱気であふれました。
 参加者からは「楽しく参加でき、開店したばかりのお店にも行けて良かった」「普段は、初めて行くお店は勇気がいるけど、今日は安心して入れたし、新発見もできた」などの声。お店のオーナーからも「満足してもらえたか心配だけど、お店の宣伝にもなって良かった」「ラリーが終わった後に、多くの人がもう一度来てくれた。平日では考えられないお客さんの数にビックリ。参加して本当に良かった」と感想が寄せられました。

「栄」夜のオリエンテーリング=愛知・中
 愛知・中民主商工会(民商)は7月18日、「第2回栄・夜のオリエンテーリング」を開催しました。
 102人の参加者全員でカウントダウンをして6時にスタート。参加の28店舗でそれぞれがにぎわいました。
 3時間内に指定された三つの店を回り、料飲街の中心にある池田公園に集合するのが今回のルール。3店を組み合わせた10コースを用意し、事前に参加者から希望コースを知らせてもらいました。
 終了後、池田公園で行われたくじ引きでは「当たり」の食事券を引いた参加者が「もう一度飲みに行くぞ」と引き返す姿が多く見られました。参加者は「前回より内容が充実していて良かった」「年に数回やってほしい」「栄で飲める機会はなかなかないので、ものすごく楽しい」など、感想を語っていました。
 中民商の夜オリは料飲業者が実行委員会を自ら立ち上げて開催しています。「自分たちの要求だから」とビール会社に協賛をお願いしたり、くじ引きの要員に従業員を出すなど積極的です。実行委員会の会議では店のメニューや従業員教育など、経営交流も行っています。また、会場で配布するアンケートには参加店の料理やサービスについて感想を書いてもらい、経営の参考にしています。
 プロの演歌歌手でもある実行委員長=スナック=は「会内外への呼びかけをもっと強めて、栄の話題になる夜オリにしていきたい。不景気で一番最初に出費を控えられるのが料飲業。そんなときだから、私たちの生き残りをかけた取り組みにもなっている」と語っています。

全国商工新聞(2012年8月6日付)
   
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