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イオン出店許すな
滋賀県連 30超の団体を訪問
 イオンが大津市との境の草津市新浜に出店しようとしている問題で滋賀県商工団体連合会(県連)は10月4日、業者団体や商店街などと懇談しました。8月からとりくみを始め現在、30を超える団体を訪問しています。
 「イオンが来ればうちの商店街は大きな影響を受ける。止められるものなら一緒に取り組みたい」「まちづくり3法との関係で、駆け込み出店はおかしい」などの声が寄せられ、「名指しはしていないが、駆け込み出店に規制を、の要望書を知事に出した」(大津商店街連盟)、「知事に駆け込み出店規制条例の要望書を提出」(大津商工会議所)など反対の動きが広がっています。また、「反対、賛成を問わずまちづくりについて論議する場があれば参加したい」(生協連)「子どもへの影響は必至」(全教)などの声や「絶対反対」「情報が欲しい」など幅広い意見が出されています。
 イオンが出店しようとしているのは、敷地面積18万平方メートル、店舗面積8万平方メートル、駐車台数5000台という西日本最大規模の出店計画で「地権者100人と接触中」と伝えられています。
 県連では「今まで滋賀県では大型店進出は野放しになってきた」「イオンが出店することは、既存の町がつぶれること」と論議し、池端武士会長を先頭に団体訪問を続けてきました。出店反対の世論が広がる一方で「消費者のニーズもあり、商店街は魅力を失っており一概に反対とは…」(商工会議所、商工会)と言う声もあります。
 県連はまちづくりの観点から運動を広げ、全国で出店をストップさせていることを県民に知らせるため、「イオン出店とまちづくりを考える会(仮称)準備会」を結成。今後、多くの団体と個人に呼びかけ、意見交換会やシンポジウムの開催、アンケート活動をとりくむとともに12月議会に請願書を提出することなどを検討しています。
 
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