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  トップページ > 地域のページ > まちづくり > 全国商工新聞 第2793号 8月6日付
地域 まちづくり
 
中越沖地震 「来てくれてうれしい」
長野、新潟県連から支援60人 見舞い・後片付けなど奮闘
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傾いた家の補修をする上越民商の大工さん。民商から左官など7人が参加しました
 新潟県中越沖地震で被害にあった柏崎民主商工会(民商)に各地の民商から、見舞い、激励とともに義援金が続々と寄せられています。
  7月21、22日は長野県商工団体連合会(県連)、新潟県連からは魚沼、長岡、新潟、上越の各民商などから総勢60人が応援に駆け付け、支援物資を持って被災した会員の見舞い・激励行動にとりくみました。
  地元の役員・事務局の案内で会員の家を次つぎ訪問。支援物資を渡しながら「困ったことがあったら声をかけて下さい」と声をかけて回ると、「一人ぼっちで寂しかったが、こんなに大勢で見舞いに来てくれてうれしい」と涙ぐむ人、応援に来た大工さんなど専門職の人たちに住宅の修理のアドバイスを聞いて、「これで気持ちが落ち着いた」と胸をなでおろしている人もいました。
  応援に来た会員らは、家の中に入り倒れたタンスを元に戻し、棚も倒れないよう補強。ある家では崩れて散乱した石垣の後片付けや機械・工作機の移動に汗を流しました。
  被災会員は「どうしてよいか分からなかったが、とても助かった」「心強く感じた」と感謝していました。
  機械・工具が散乱し、工場内が油まみれになった鉄工所では「息子が後を継ごうと思っていた矢先に、こんな目に」と嘆きながらも、工場をこまめに整理してくれたことを喜んでいました。
  3年前自身も被災した経験を持つ魚沼・長岡民商の応援隊は、被災した会員に適切なアドバイスをおこない、ゴミの処理などで夜も眠れず不安になっていた人も「これで今晩から安心して眠れる」とほっとしていました。
  応援に来た会員らは「被災者は不安でいっぱい。情報を会員に届けることが重要」「工場や店舗などの被害にも公的な支援が欠かせない。どんどん要求を上げていくべきだ」と感想を述べていました。
 
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